第5回 AIの答えは本当に正しい? 上手な付き合い方と注意点

これまでの連載では、
「AIは難しくない」
「スマホ1台で使える」
「暮らしに役立つ質問がたくさんある」
ということをお伝えしてきました。
しかし、ここで一つ大切なお話があります。
AIはとても便利ですが、いつも100%正しいとは限りません。
私は毎日のようにChatGPTを利用していますが、「AIは優秀な相談相手」であって、「何でも知っている先生」ではないと思っています。
今回は、私自身が実践しているAIとの上手な付き合い方をご紹介します。
AIも間違えることがあります
AIは膨大な情報をもとに答えを作っています。
そのため、多くの場合は分かりやすい答えを返してくれます。
しかし、
- 古い情報を答えることがある
- 数字を間違えることがある
- 人名や地名を取り違えることがある
- 実際には存在しない情報をもっともらしく説明してしまうことがある
ということもあります。
つまり、AIも時には「勘違い」をするのです。
私が必ず確認していること
私はAIから答えをもらった後、次のような内容は必ず確認しています。
健康のこと
血圧や薬についてはAIに相談することがあります。
しかし、薬を飲むかどうかや治療方法は、必ず医師と相談して決めます。
AIは健康について学ぶ手助けはできますが、診断や治療を行うことはできません。
株式投資
私は株式投資についてもAIを活用しています。
企業の特徴や業界の動向を整理してもらうことはありますが、
「この株を買えば必ず儲かる」
ということは誰にも分かりません。
投資の最終判断は、自分自身が行うようにしています。
公的な手続き
年金や税金、マイナンバー、パスポートなどの制度は変更されることがあります。
そのため、AIで概要を理解した後は、必ず役所や公式ホームページで確認しています。
AIをもっと上手に使うコツ
私が実際に使っていて感じたコツがあります。
一度で終わらせない
例えば、
「もっと簡単に説明してください。」
「表にしてください。」
「70歳にも分かるように説明してください。」
このように追加で質問すると、より分かりやすい答えになります。
AIは何度でも聞き直せるのが大きな魅力です。
自分の状況を伝える
例えば、
「旅行を教えてください。」
だけではなく、
「70歳です。」
「松山市から出発します。」
「歩く距離は短めが希望です。」
このように具体的に伝えると、自分に合った答えになります。

AIに聞いてはいけないこと
AIを使う時には、個人情報にも注意が必要です。
例えば、
- 銀行口座番号
- クレジットカード番号
- 暗証番号
- パスワード
- マイナンバー
- 詳しい個人情報
こうした大切な情報は入力しないようにしましょう。
AIは便利ですが、自分の情報は自分で守ることが基本です。
AIは「答え」ではなく「考えるきっかけ」
私はAIを使うようになって、一つ気付いたことがあります。
それは、
AIは答えを押し付けるものではなく、考えるきっかけを与えてくれる存在だということです。
例えば歴史を調べると、
「なるほど、そういう考え方もあるのか。」
と思うことがあります。
旅行では、
「こんな場所もあるのか。」
という新しい発見があります。
AIは視野を広げる手伝いをしてくれます。
私がAIを信頼している理由
「AIは間違えることがある」と聞くと、不安になる人もいるでしょう。
でも、人間も間違えます。
新聞にも誤りが載ることがあります。
テレビでも訂正が入ることがあります。
大切なのは、
一つの情報だけで判断しないことです。
AI、新聞、テレビ、インターネット、そして自分の経験。
それらを組み合わせて考えることが大切だと思います。
まとめ
私は70歳になってからAIを使い始めました。
今では、暮らしに欠かせない存在になっています。
しかし、それはAIを何でも信じているからではありません。
「相談し、考え、最後は自分で判断する。」
この使い方を心掛けているからです。
AIは魔法の道具ではありません。
でも、正しく付き合えば、暮らしを豊かにし、学ぶ楽しさを教えてくれる心強い相棒になります。
私はこれからもAIと上手に付き合いながら、新しいことに挑戦していきたいと思っています。
皆さんも、ぜひ「便利さ」と「慎重さ」の両方を大切にしながら、AIを生活の中で活用してみてください。
最後は、AIにあやつられない注意事項の動画として是非ご覧ください。
