世界一周のカードは何枚必要? Sony Bank WALLET+Wiseを選んだ私の結論

2027年4月、私はピースボートVoyage126で世界一周の船旅に出発します。
約108日間の旅です。
海外旅行の準備を進めるなかで、意外に悩んだのが「お金をどう持って行くか」でした。
現金を大量に持ち歩くわけにはいきません。一方、クレジットカード1枚だけで100日以上の世界一周をするのも少し不安です。
そこで最終的に私は、
- Sony Bank WALLET(Visa)
- Wiseカード
- 三井住友カード(NL)(Mastercard)
- dカード GOLD(Visa)
という4枚体制で準備することにしました。
そして今回、新しくWiseカードも申し込みました。
ただし、最初に書いておきたいことがあります。
Wiseは世界一周旅行に絶対必要なカードではありません。
私がWiseを追加した最大の理由は、現地通貨への対応範囲を広げるためです。
Sony Bank WALLETを海外利用の中心にする
私が世界一周で中心に使おうと考えているのがSony Bank WALLETです。
Sony Bank WALLETはソニー銀行のVisaデビット付きキャッシュカードです。
大きな特徴は、ソニー銀行で保有している対象外貨を海外で直接使えることです。
対象となる外貨は、
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アフリカランド、スウェーデンクローナ。
Voyage126では、米国、カナダ、英国、ユーロ圏、南アフリカなどを訪れるため、かなり相性がいいと考えました。
対象通貨をあらかじめ外貨普通預金として準備しておけば、その通貨での買い物では外貨口座から直接引き落とされます。
私はこれを世界一周での「主力カード」にする予定です。
それでもWiseを申し込んだ理由
ではSony Bank WALLETがあるのに、なぜWiseまで申し込んだのでしょうか。
理由は簡単です。
世界一周では、Sony Bank WALLETの対象10通貨以外の国にも行くからです。
Voyage126では、台湾、シンガポール、モーリシャス、ノルウェー、アイスランド、コロンビア、コスタリカ、メキシコなどにも寄港します。
台湾ドル、シンガポールドル、ノルウェークローネ、アイスランドクローナ、メキシコペソなど、さまざまな現地通貨が登場します。
Wiseは多数の通貨に対応しているため、こうした国々を次々に訪れる世界一周旅行との相性がいいと考えました。
つまり私の場合、
Sony Bank WALLETだけでは不十分だからWiseを作った、ということではありません。
Sony Bank WALLETを中心にしながら、現地通貨への対応範囲をさらに広げるためWiseを追加した。
これが一番正確です。
Wiseは「多通貨+予備」という位置づけ
100日を超える世界一周では、カードの手数料だけを比べればよいわけではないと思っています。
カードを紛失するかもしれません。
磁気やICチップのトラブルで使えなくなる可能性もあります。
不正利用を疑われて一時的に利用できなくなる可能性もあります。
ある店ではVisaが使えても、別の店では使えないことも考えられます。
そう考えると、
「どのカードが一番得か」より、「1枚使えなくなっても旅行を続けられるか」
という視点が重要になってきます。
Wiseは多通貨への対応だけでなく、私にとってはSony Bank WALLETに何かあった場合の予備カードという意味もあります。
私の世界一周「4枚体制」
現在考えている役割分担は次のようになります。
Sony Bank WALLET(Visa)
海外での日常的な支払いの主力です。
特に米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、南アフリカランドなど、Sony Bank WALLETの対象通貨を使う地域で活用します。
Wiseカード
Sony Bank WALLETで直接保有できない通貨の国を中心に利用します。
台湾やシンガポール、ノルウェー、アイスランド、メキシコなど、多様な通貨を使う国への対応範囲を広げる役目です。
現地ATMから少額の現金が必要になった場合の選択肢にもします。
三井住友カード(NL)Mastercard
クレジットカードとしての予備です。
Sony Bank WALLETとWiseがデビット系なので、Mastercardブランドのクレジットカードを別に持っておくことにも意味があります。
ホテルなど、クレジットカードの方が使いやすい場面でも利用する予定です。
dカード GOLD(Visa)
もう1枚のクレジットカードとして持って行きます。
普段から4枚すべてを財布に入れて歩くのではなく、予備カードとして別の場所に保管する予定です。
4枚を同じ財布に入れない
これは世界一周では非常に重要だと思っています。
せっかく4枚持っていても、全部を同じ財布に入れて、その財布を紛失したら意味がありません。
そこで私は、
普段持ち歩くカード、予備カード、船室に保管するカード、
というように分散させるつもりです。
現金についても同じです。
大金を一か所にまとめず、その日の寄港地観光で必要な分だけ持って出る方法を考えています。
「日本円で払いますか?」には注意
海外でカードを使うと、決済端末に
「JPY(日本円)」
「現地通貨」
のどちらで支払うか表示される場合があります。
こうした場合は、基本的には現地通貨を選択するつもりです。
日本円を選択すると、店や決済事業者側の換算レートが使われるDCC(Dynamic Currency Conversion)によって、割高になることがあるからです。
世界一周では何十回、何百回とカードを使う可能性があります。
1回の差は小さくても、積み重なると無視できません。
そして北欧個人旅行にもWiseを活用する
今回のVoyage126では、私はロンドンで一時下船して北欧を個人旅行し、ベルゲンで再乗船する計画も検討しています。
実現すれば、船の寄港地観光以上に、自分でホテル、鉄道、食事、交通機関などの支払いをする機会が増えます。
北欧では国によって使用する通貨も異なります。
こうした旅行を考えると、Wiseを追加しておくメリットはさらに大きくなります。
結論――Wiseは必須ではない。でも私は追加した
世界一周にWiseがなければ困るのか。
私はそうは思いません。
Sony Bank WALLETと複数のクレジットカードがあれば、十分に旅行できると思います。
それでも私はWiseを申し込みました。
理由は、
「現地通貨への対応範囲を広げておきたい」
そして、
「100日を超える世界一周だから、支払い手段を一つでも多く確保しておきたい」
からです。
私の世界一周のお金の準備は、
Sony Bank WALLET=主力
Wise=多通貨対応+予備
三井住友カード(NL)Mastercard=クレジットカードの予備
dカード GOLD=さらにもう一段のバックアップ
という形になりました。
世界一周となると、「一番お得なカードを1枚選ぶ」という発想より、
「何かあっても支払いに困らない仕組みを作る」
ことの方が大切なのではないでしょうか。
72歳で初めて経験する108日間の世界一周。
カードについても、実際にどの国で何を使ったのか、帰国後には結果をまとめてみたいと思っています。
※カードの対応通貨、為替レート、ATM手数料、海外利用手数料などは変更されることがあります。実際に利用する際は、Sony BankおよびWiseなど各社の最新の公式情報をご確認ください。
