第3回 H3ロケットとは何か――日本の未来を変えるロケットなのか

https://images.openai.com/static-rsc-4/kMYoy-iNefFqXspDqqO7zcM7Mb_PzgNMlzlwQdbc_4MZWe2KcUjnUsxPFc8OFz9R-g224sBgeyz7QSsxQNBr5Fulz1RZtpeFN2AqZkZ5BwAwyjBN-mWIMzQP-fOLuq2MtSXvdX5YzXg_DvVteiQb6Ehh4LVtkJK9dd5pOfqhQgB5JxY04gC7NuAxegFS4UIl?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/wd4hcRJpiAKpzI0jRo9zCgEQiLR_vu2fMP1ln12koxZV7INOE8zcvf6rc2eyZVr4nLNCpUjVp5RVM8JjX-o4oSga62nI6JJB7DIlRQoFgLd6-BCXhvJtW0vHSwOkTNzwXg9N-GUr_Ah5krWcNCZQHfQxK15atjXuTPwU5E8fSeR3TQbozwe9qt40Sv2v43RS?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/QG2OrEQh2doLhcREB8e-wAfEEf1SEhFrkJt8jTzh8WKKRTaukbnmEDIvfnQRR-WsNU-fngUskhnPUH3o35b9SyXt1TfMtSdoaf5ILWHx8LVDDuf585qdFSgqqNQjCOUZvJFsChnSZX79aPPQl-iJZNKOX0-mwgVnhIOa_gmwDFmyXdYNoS1Rr3pd2SDfaKnm?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/hp1YZW_cgQ1PW_Gxx_WQAIGvrnGFos4EtXCOnyrRP4NJDSpFNa6DzrFVzICX5tCzTNSUOwHkuhMJerTZOpy87F6ZVs3GQaimAqcV-ZG5FqvI9ztvbgAcoKh9XaS6DdDkmDU3GDu2vLg0SEoMTTuuDNHyb7jTlZ2RkmHBLX0rFUo1563k3ZEK5RrUyUx7drCm?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/1WmovKToZ7scCJg63oHPXjPRh4-6cBz5Svn7vxXfRgPQeoOOzA3RHS94Y-Lj3XUNDa7PfLxP-yjWE3buNr5jj7HHKpKLVEdbf-dk8xXjJeh0kBfOpgLmuwxE9sdDrIcFhlifepbAmzWBKYWv1VllUvtE18vcQXjezr_6-4CKh_tATNPxWkEQyh9EU_ObqXdX?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/hspPdvvuy3fsfeV8AjaStMWPwfCy_doY0dejYsvUIcQgIUYiPQqdAN6B0FkYEsgzARqj5aZ6iJ7lrCOCdupZ8pTRQzOWSSIP3q7_v8q3QGfam_uaNGI2BlI36bONXIRWmNmb2gLHcK4HyQpWYp9zgROcHkOxF-rbcYnE3KS7Ed40AsI6zz_piDNfequG1GGR?purpose=fullsize

前回、私は JAXA のホームページに苦戦しながらも、H3ロケット打ち上げ予定日を探し出した。

調べていくうちに、

「これは単なるロケットではない」

と感じ始めた。

今回は、

  • H3ロケットとは何か
  • H2Aと何が違うのか
  • なぜ失敗したのか
  • なぜ今回の打ち上げが重要なのか
  • SpaceXとの違い

を、70歳の私なりに整理してみたい。


H3ロケットとは何か

H3 は、日本の次世代主力ロケットである。
三菱重工業 とJAXAが共同開発している。

これまで日本の主力だったのは、

H-IIA(H2Aロケット)

だった。

H2Aは非常に優秀だった。

成功率は世界トップレベルで、

  • 月探査
  • 火星探査
  • 気象衛星

など、多くのミッションを成功させてきた。

しかし問題があった。

それは、

「打ち上げ費用が高い」

という点だった。


H2AとH3の違い

H3は、

「もっと安く、もっと実用的に」

を目指したロケットである。

H3=高信頼性+低コスト化+柔軟運用H3 = \text{高信頼性} + \text{低コスト化} + \text{柔軟運用}H3=高信頼性+低コスト化+柔軟運用

例えばH2Aは、

  • 高性能
  • 高信頼

だった反面、

部品数も多く、コストが高かった。

一方H3では、

  • 部品削減
  • 整備簡素化
  • エンジン改良
  • 打ち上げ準備短縮

などが行われている。

今回の6月10日の打ち上げは、

「H3-30形態」

というタイプで行われる。

これは、

  • エンジン3基
  • 固体ロケットブースターなし

という新しい形だ。

つまり、

「より低コスト型H3」

への挑戦なのである。


前回の打ち上げはなぜ失敗したのか

H3初号機は2023年3月に打ち上げられた。

しかし、

第二段エンジンが点火せず、
JAXAは破壊指令を出した。

原因は、

電気系統トラブル

だったとされている。

具体的には、

  • 点火装置
  • 制御回路
  • 電流異常

などが疑われた。

搭載されていた地球観測衛星「だいち3号」も失われた。

当時、日本にとってかなり大きな衝撃だったと思う。

私はニュースを見ながら、

「日本の宇宙開発は大丈夫なのか」

と感じた記憶がある。


しかしH3は復活した

その後JAXAと三菱重工は原因究明を進めた。

そして2024年2月、

2号機は成功。

その後も、

  • だいち4号
  • 防衛通信衛星
  • みちびき衛星

などを打ち上げている。

つまり、

H3は既に「実験機」ではなく、

「日本の実用ロケット」

になり始めている。


それでも今回が重要な理由

今回の6月10日の打ち上げが重要なのは、

「低コスト型H3」

の実証だからである。

しかも今回は、

  • 小型衛星6基
  • 試験ペイロード

も搭載する。

さらに2025年末には、
H3 8号機で不具合も起きている。

そのため今回JAXAは、

  • 分離機構
  • 信頼性
  • データ取得

をかなり慎重に確認するという。

つまり今回の打ち上げは、

「本当に安定運用できるのか」

を見る非常に大切な飛行なのだ。


SpaceXとの違い

現在、世界の宇宙開発を変えているのは、

SpaceX である。

https://images.openai.com/static-rsc-4/oJV4-MhrSjz18x32zPyXj_TuqvcV-zNVI-04UTXjvhodFeZqHXlNOhRHLQLrWZrFWfV3hFozIm-WaRmk4t82mXoHB1fe4LUE5cksgiT1jugzHdFhBZbtFGuWANMLvKeyxrGZLAzXNZ834XEX22kNLBVADYkWTzc31WhgnA8oBJ6Qr7enEej_gvFHyfPoB45j?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/r3MrLqZS8P-fPAB8vxgh49lWhwOCCBXh6WoFSAGWyFL6iPms5MSsW69rWtUdkzxAUPLKhrreJWbLmkd7b9sKrE5-5gDfOcgluK9phlUDUKHpZ8VvCOvWjtX7iCac4yE_Ks5Hs4J3ooNGRaDKI_tJC-G3JV1mU4UhPCuOzXuauqa_XzimgcXitdKxJFmKKwVL?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/vWp7CB5A7qNU44oqOX7L9s2NaL3EsjjBuHMcbnBCqtSVS0Y2ShguOFna4c4Im5_eQE4KAEmgf0IHEo1NPcBOPErPc3KL4X9lkHIAH2fuUBvTdoHcmq5FHQrdYpKOuLqAGLI-QOFvEoONxPL03dpQKZhEwtXdoSCpmCIU2Tjcpm2FrPwrP0o4EBmBubpQvzI1?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/972bNKkZ1gznn7lIjFsqdIllzw5X5h-Dpm9OsAe5N98y4E25Y42Yw57QiZleS5xgrvOXzkrkA_CxcmLhhZ_q-1ygxGzsQCTIvv60cBKRZm-0z4OERqiuqJShldx-N6VflS0tkUI6SpU-udhef4vY-G1U32iILq1oAE6sCU73736bTDD1V_4yhMYqPfEf_g48?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/u_H0iFz7b4ZshonHmZq0iy8UhQJQSalTZWin79mtLbGhSPsx8sev9eR6fYn57CPktA7wWW8GACgJlCvBlcdX8sCQah-umJFYrSlRMJL7ECzJrrb4Zebw3qk7d12ZKhmGeO7FVraw_RZFYE4l36U23-tkOgSScOCO4tUb2aBh53DfA3tNefjdAO-jHLo3tfV6?purpose=fullsize
https://images.openai.com/static-rsc-4/rNWc3lUUJap7wcRlQ96UwrnO2nEL-nKzIc054TsrKqWHmq6cwycwNJKnDmE9fiOzcacn97eic1F9RIbVlfpQYPmsD3_bq9KIxCA9ipHmEanxk7MHriATFVKRoCBBZoECC5vQg_d_BjY43Ntmgoyi3FLuhpht1yHahP_XQWX1rq1qnhGFlBu_6s8J59px_O1t?purpose=fullsize

SpaceXは、

  • ロケット再利用
  • 大幅低コスト化
  • 民間宇宙ビジネス

を実現している。

特にFalcon 9は、

打ち上げ後にロケットが戻ってくる。

私たち昭和世代からすると、
まるでSF映画である。

一方H3は、

「再利用型ではない」

しかし日本は、

  • 高信頼性
  • 精密技術
  • 安全性

を強みにしている。

つまり、

SpaceXとは少し違う道を進んでいるのだと思う。


日本は再び技術立国になれるのか

昭和の日本は、

  • 自動車
  • 家電
  • 半導体

で世界を驚かせた。

しかし現在、

日本は少し元気を失っているようにも見える。

だからこそ私は、

H3ロケットに期待している。

宇宙開発は、

  • 防衛
  • AI
  • 通信
  • 災害対策
  • GPS

など、未来技術の土台になる。

もしH3が成功し続ければ、

日本は再び、

「技術立国」

として存在感を示せるかもしれない。

70歳、宇宙を見に行く

私は今回、
単なる観光で種子島へ行くわけではない。

日本の未来が動く瞬間を見たい。

子供の頃、

ガガーリンやアポロ11号に夢を見た。

そして70歳になった今、

今度は日本のロケットを見に行こうとしている。

人生とは不思議なものだ。

次回予告

次回は、

第4回 JAXAは何を目指しているのか――日本は宇宙で何をしようとしているのか

について書いてみたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です