私が銀行員時代に出会った愛媛の酒ベスト5

銀行員として愛媛県内のさまざまな支店で勤務していた頃、仕事を通じて多くの酒蔵を訪問する機会がありました。
蔵元の皆さんとお話をし、酒造りへの情熱に触れたことは、今でも私の大切な思い出です。
今回は、私が銀行員時代に実際に出会い、今でもおすすめしたい愛媛の日本酒を5つご紹介します。
第1位 小富士(東温市・島田酒造)
私が東温市の支店に勤務していた頃、島田酒造には何度も営業で訪問させていただきました。
当時は先代のご主人が毎日一生懸命酒造りに励んでおられ、その真剣な姿は今でも忘れることができません。
現在は息子さんが蔵を引き継ぎ、「小富士」の伝統を守りながら、切れ味の良い辛口のお酒を造り続けておられます。
私にとって「小富士」は、美味しい日本酒というだけでなく、銀行員時代の青春の思い出が詰まった特別な一本です。
第2位 石鎚(西条市・石鎚酒造)
西条市は全国でも有数の名水の町です。「うちぬき」と呼ばれる地下水で仕込まれる石鎚は、全国の日本酒ファンからも高く評価されています。
石鎚の魅力は、派手な香りではなく、料理を引き立てる「食中酒」であることです。
瀬戸内海の新鮮なお刺身や鯛料理との相性は抜群で、飲み飽きることがありません。
私は「毎日の晩酌に飲むなら石鎚」と言えるほど、完成度の高い日本酒だと思っています。
第3位 伊予賀儀屋(西条市・成龍酒造)
私が銀行員時代には、現在ほど有名ではありませんでしたが、近年全国的に評価が高まっている愛媛を代表する銘酒です。
伊予賀儀屋は、米本来の旨味を大切にしながらも、透明感のあるきれいな味わいが特徴です。
華やかさと上品さを兼ね備えたお酒で、和食との相性も抜群です。
西条市には石鎚と伊予賀儀屋という二つの名酒があることは、愛媛県民として誇りに思います。
第4位 千代の亀・しずく酒(内子町・亀岡酒造)
私が内子五十崎支店に勤務していた頃、亀岡酒造には何度も訪問させていただき、社長さんともいろいろなお話をさせていただきました。
その中でも忘れられないのが「しずく酒」です。
袋吊りによって自然に滴り落ちた雫だけを集めた、とても贅沢なお酒です。
私のおすすめの飲み方は、冷蔵庫でしっかり冷やし、小さなお猪口で少しずつ味わうことです。
一口飲むたびに香りと旨味が口いっぱいに広がり、本当に幸せな気持ちになります。
全国的に見ても、とても個性的で、日本酒好きなら一度は味わっていただきたい逸品です。
第5位 仁喜多津(松山市・水口酒造)
私の地元・松山市を代表する酒蔵が、道後温泉の近くにある水口酒造です。
代表銘柄の「仁喜多津」は、正岡子規の俳句にも登場する古い道後の呼び名に由来しており、歴史と文化を感じさせる日本酒です。
観光で道後温泉を訪れた方にも人気がありますが、地元の人に長く愛されてきたお酒でもあります。
松山市に住む私としては、やはり「仁喜多津」を外すことはできません。
道後温泉を訪れた際には、ぜひ味わっていただきたい一本です。
▶松山を代表する「仁喜多津」を見る ▶「道後ビール」も夏は美味しいですよ
おわりに
銀行員として県内各地を回ったからこそ、多くの酒蔵とのご縁が生まれました。
日本酒は、その土地の水、米、気候、そして蔵人の情熱が生み出す文化そのものです。
今回ご紹介した5つのお酒は、どれも私自身の思い出が詰まった大切なお酒です。
もし愛媛を訪れる機会がありましたら、ぜひそれぞれの酒蔵や町にも足を運び、愛媛の魅力を味わっていただければ嬉しく思います。
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