第7回 病院へ行く前にAIで情報整理 ~診察時間を有効に使うために~

病院へ行くと、
「先生に聞こうと思っていたことを忘れてしまった。」
そんな経験はありませんか。
私は何度もあります。
診察室へ入るまでは覚えていたのに、先生の前に座ると緊張してしまい、
「特にありません。」
と言って帰ってきたこともありました。
診察が終わってから、
「あれも聞けばよかった。」
と思い出すことも少なくありません。
そんな時に役立つのがAIです。
AIは診断するのではなく「整理する」
最初にお伝えしたいことがあります。
AIは医師ではありません。
病気を診断したり、薬を処方したりすることはできません。
しかし、
「自分の状態を整理する手伝い」
は、とても得意です。
これがAIを上手に活用する一番のポイントです。
私ならこんな質問をします
例えば、私の場合なら、AIに次のように質問します。
「70歳男性です。毎朝血圧を測っています。最近は130前後ですが、時々140を超える日があります。腎機能にも注意するよう医師から言われています。次回の診察で先生に確認した方がよいことを教えてください。」
するとAIは、例えば次のような項目を挙げてくれます。
- 現在の血圧は目標範囲ですか。
- 今の薬は続けた方がよいですか。
- 腎機能は前回より変化していますか。
- 食事で気を付けることはありますか。
- 次回の血液検査はいつ必要ですか。
こうして整理しておけば、診察室で落ち着いて質問できます。
診察時に先生へ伝えると役立つこと
診察では、次のような内容も伝えると、より適切な判断につながります。
- 家庭で測った血圧の記録
- 飲酒の頻度や量
- ウォーキングなどの運動内容
- 薬を飲んだ日・飲まなかった日とそのときの血圧
- めまい、立ちくらみ、むくみなどの有無
症状を時系列でまとめる
AIは症状の整理も得意です。
例えば、
- いつから痛みがあるのか
- どんな時に痛くなるのか
- 熱はあるのか
- 食欲はあるのか
- 以前との違いは何か
こうした情報をまとめると、医師にも伝わりやすくなります。
「最近少し痛い」
という説明よりも、
「3日前から右膝が痛みます。歩き始めに痛みますが、しばらく歩くと少し楽になります。」
と伝えた方が、診察の参考になります。
飲んでいる薬を整理する

70代になると、複数の薬を飲んでいる方も多いでしょう。
AIに、
「現在飲んでいる薬を一覧にしてください。」
とお願いすれば、薬の名前や目的を整理できます。
私は、薬について質問する前に、AIで情報を整理してから医師に確認することがあります。
その方が、自分でも内容を理解しやすくなります。
検査結果を理解する手助けにも
血液検査や尿検査の結果を見ると、
聞き慣れない項目が並んでいます。
例えば、
- eGFR
- クレアチニン
- HbA1c
- LDLコレステロール
こうした項目について、
「これはどんな検査ですか。」
「一般的には何を示す数値ですか。」
とAIに聞けば、基本的な意味を分かりやすく説明してくれます。
その上で医師の説明を聞くと、理解しやすくなります。
AIに聞く時の注意点
AIは便利ですが、診断はできません。
例えば、
「胸が痛いけれど大丈夫ですか。」
という質問に対して、AIだけで判断するのは危険です。
強い痛みや急な症状がある時は、迷わず医療機関を受診してください。
AIは医療の代わりではなく、受診をより有意義にするためのサポート役です。
私がAIを使って感じたこと
AIを使うようになって、病院へ行く前の準備が変わりました。
以前は、
「先生に何を聞こうかな。」
と漠然と考えていました。
今ではAIと相談しながら、
- 聞きたいこと
- 気になること
- 最近の体調の変化
を整理してから受診しています。
その結果、診察時間を有効に使えるようになりました。
まとめ
病院で大切なのは、限られた診察時間を有効に使うことです。

AIは診断することはできませんが、
「自分の体調を整理する秘書」
のような役割を果たしてくれます。
症状を整理し、聞きたいことをまとめ、検査結果を理解する。
そんな使い方をすれば、AIは健康管理の心強い味方になります。
私も70歳になってからAIを使い始めましたが、健康管理においても大きな助けになっています。
ぜひ皆さんも、次回病院へ行く前に一度AIへ相談してみてください。
きっと、診察がこれまで以上に充実したものになるはずです。
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