道後温泉本館 保存修理の5年間|工事の裏側と今こそ行くべき見どころ

愛媛・松山の誇り
道後温泉本館 は、
2019年から2024年まで、約5年にわたる保存修理工事を行いました。

私はこの期間中、工事見学ツアーにも参加し、普段は絶対に見ることのできない文化財修理の現場を体験しました。

この記事では
👉 工事期間中の主な出来事
👉 文化財修理のリアルな中身
👉 改修前後で一番変わったポイント
👉 今の見どころ

をまとめてお伝えします。

■ 保存修理工事で起こった主な出来事

① 営業しながらの前代未聞の工事

今回の工事は完全閉鎖ではなく
👉 営業しながら段階的に修理

  • 1階浴室は利用可能
  • 2階・3階は順次閉鎖
  • 又新殿は長期休止

観光地としての機能を止めないための挑戦でした。


② 工事中が“観光資源”になった

建物全体は足場で覆われましたが

👉 ただの工事では終わらなかった

  • 外観シートで本館を再現
  • 夜間ライトアップ
  • フォトスポット化

「工事中でも楽しめる」という発想が印象的でした。

③ コロナによる観光激減

2020年以降は
新型コロナウイルス感染症の世界的流行 の影響で

  • 観光客が激減
  • 一時休館
  • 工事にも影響

という厳しい状況も経験しました。


④ 工事見学ツアーという貴重体験

私も参加しましたが、これは本当に価値がありました。

👉 普段は絶対に見られない世界

  • 屋根の内部構造
  • 木組みの仕組み
  • 職人の手作業

単なる観光ではなく
「文化財の命を守る現場」でした。

■ 文化財修理のリアル(見学ツアーで学んだこと)

ここが最も印象に残ったポイントです。

① “直す”のではなく“元に戻す”

文化財修理はリフォームとは違います。

👉 新しくするのではない
👉 当時の姿に戻す

  • 古い木材は可能な限り再利用
  • 交換する場合も同じ材質・工法
  • 手作業が基本

② 屋根瓦は一枚ずつ手作業

屋根はすべて解体され

  • 瓦を一枚ずつ点検
  • 再利用できるものは再使用
  • 下地から補強

👉 気の遠くなるような作業

③ 見えない部分こそ重要

説明で強調されていたのは

👉 「見えない部分にこそ価値がある」

  • 耐震補強
  • 防火対策
  • 構造補強

観光客には見えない部分が
実は最も重要でした。

■ 改修前と改修後で一番変わったところ

結論から言うと

👉 “安心感と快適さ”が大きく向上

見た目はほとんど変わりませんが

実は大きく進化しています。

具体的な変化

  • 耐震性能アップ
  • 動線の改善
  • 安全対策の強化
  • 混雑時の運営効率向上

👉 「昔のままに見えて中身は最新」

これが最大の進化です。

■ 今の道後温泉の見どころ(2026年版)

① 完全復活した本館の姿

工事前の姿がそのまま蘇り

👉 日本最古級の温泉建築を体感できる

特に夜のライトアップは圧巻です。


② 又新殿(ゆうしんでん)の公開

皇室専用浴室も再開

👉 歴史好きには必見

③ 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

  • 比較的新しく快適
  • アート性の高い空間

本館との対比が面白いです。


④ 周辺エリアの進化

道後は今、さらに魅力アップしています。

  • 商店街のリニューアル
  • 足湯スポット
  • カフェ・食べ歩き

👉 「温泉+街歩き」が楽しい

■ まとめ|この5年間の本当の意味

今回の保存修理は単なる工事ではありません。

👉 文化財を未来に残すための挑戦

そして私は工事見学を通じて

👉 「当たり前に残っているものは、誰かが守っている」

ということを強く感じました。

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