2021年(令和3年) コロナ禍で1年遅れの東京オリンピック開催

東京2020オリンピック大会は、コロナ禍で1年遅れて、2021年7月23日から8月8日まで開催されました。

(選手) 約11,100人前後　(日本選手) 580人前後　(競技種目) 33競技339種目　(参加国) 206ヶ国、地域が参加。不参加国は北朝鮮のみでした。
今回の大会モットーは「United by Emotion」「感動で私達は一つになる」でした。選手や観客がスポーツを通じて一体感になれるようにとの思いが込められていました。

残念ですが、ほとんどの試合が無観客で実施されました。テレビ中継などで観戦するしかありませんでした。テレビ中継さえなかった競技もありました。
自転車競技のロードレースは、テレビ中継がありませんでした。ヨーロッパではサッカーに次ぐ人気競技なのに・・・？

全競技、全世界に向けテレビ中継することこそ一番大切なことだったと思います。

私は、2020東京オリンピックを楽しみにしていました。人生で2回も開催国のオリンピックを見れるなんて、凄いことだと思ってました。1964年の東京オリンピック、私は10歳でした。子供心に、白黒テレビを見ながら凄いなあと思い、生で見てみたいとも思いました。

2020東京オリンピック、コロナ禍の中、開催するかどうかで世界中の世論を巻き込み、結果的に1年遅れの2021年に開催決定となりました。「無観客」「マスクの着用」「バブルと言う行動制限」。コロナ禍のオリンピックで失われたものはたくさんありました。

それでも選手たちは、オリンピックという舞台に立ち、力の限り戦った。みずからの限界に挑み、仲間たちと力をあわせ、応援してくれる人たちの思いに答えるため、複雑な思いを抱きながらのぞんだオリンピックでした。

私も今回のオリンピックは、どんな形であっても何か自分で出来ることで参加したいと思っていました。そこで、競技ボランテイア参加の申込みをしました。

結果、東京オリンピック・トライアスロン競技・競技ボランテイアとして参加することが出来ました。
開催場所：お台場海浜公園
日付：2021年7月26日 6時30分スタート男子
　　　2021年7月27日 6時45分スタート女子
　　　2021年7月31日 7時30分スタート混合リレー　にて、競技ボランテイア参加しました。

レース結果は、
(男子優勝) ノルウェー、クリステイアン・ブルンメンフェルト　1:45:04
(女子優勝) バミューダ、フローラ・ダフィー　1:55:36
(混合リレー優勝) イギリスチーム　1:23:41 　　　　でした。

ここで私の7月26日、競技ボランテイアの様子を紹介します。

トライアスロン男子個人戦　　＼(^o^)／
8:40頃バイク最終走者が通過後、4分以内でランパートの給水準備配置。
ここから、私達の今回のしごとだ！
ここから後、ランパートで最初のトップ集団が何時頃通過したのかは不明だ。
選手にペットボトルを渡すため腕時計は禁止。
コロナ対策のためゴム手袋の装着指示があった。
ランパートは、2.5km×4周。1周7～8分で4回、選手が走ってくる。
上位選手は、ほとんどペットボトルを取らなかった。
8:00過ぎ　ランの最終走者が通過して、本日の私の役目は終わった。
以後、後片付けをして9:20過ぎに解散。
10:00前にホテルに帰り、シャワーを浴び軽い食事を取り寝てしまった。

この日、朝6時過ぎ沿道には、沢山の観客がつめかけていました。いくら「無観客」開催といってもトライアスロン、マラソン、競歩、自転車競技はタダで観戦できる唯一の競技で見る場所によっては、世界のトップ選手をつぶさに見ることが出来ました。
トライアスロン競技もその一つでした。世界のトップ選手の走りをつぶさに見て私も興奮しました。観客として見られた方の映像がアップされていますが、テレビ画面ではない迫力が伝わってきます。