伊勢の神宮 参拝
2026年2月10日 伊勢の神宮 外宮参拝

今年の年男ニ人が、伊勢神宮を参拝しました。一人は、84歳。私は生まれて6回目の年男となる72歳。ニ人とも次回の年男になれるかどうか分から無いので、大事な参拝であると位置付けました。
伊勢神宮は、**天照大御神(あまてらすおおみかみ)**をお祀りする神宮。
天皇の祖神とされ、日本という国の精神的な出発点を象徴します。だからここでは「願い事」よりも「生かされていることへの感謝」を伝える参拝が基本です。
伊勢神宮は、願いを叶えてもらう場所ではなく心を整え、自分を正す場所だからこそ、今回のような人生の節目に参拝することが価値があると思います。
2月10日に外宮を参拝しました。


2月10日午前9時30分、外宮より参拝しました。伊勢神宮 外宮(正式名:豊受大神宮)と言います。
正宮(しょうぐう)参拝
ご祭神:豊受大御神(とようけのおおみかみ)

衣食住・産業・日々の生活を司る神さま。豊受大神宮により日々の生活が守られ、衣食住の恵みがあります。
感謝すべきことですね。ありがとうございます。
正宮のあとは、以下の順で参拝しました。
● 多賀宮(たかのみや)

外宮で最も格式が高い別宮
個人の節目・心願を伝える場所

土の宮 (つちのみや)
大地・基礎・安定を司る
健康・足元固め・家族の平安
● 風宮(かぜのみや)

風雨・気候・社会の動きを司る
世の中の安定、自然への感謝
外宮いうのは、「生きとる土台を確認する場所」です。
外宮を参拝しての感想は、静寂な中での厳かな感じがしました。樹齢何百年の大木を見ると、自然への畏敬の念が見栄えます。自分が今、生きていると感じとる景色でした。
参拝のあと、昼食は、皇室御用達の店 割烹「大喜」にて伊勢海老御膳を頂きました。
伊勢海老、近年はあまり捕れないと聞きました。価値ある伊勢海老、美味しく頂戴しました。



昼食のあと、おかげ横丁を一人で散策しました。昔ながらの建物が並び風情のあるたたずまいでした。





今夜の宿「星出館」は近鉄伊勢市駅から徒歩約7分の旅館です。こちらは昭和2年(1927年)に建てられ、令和3年(2021年)に主屋と塀が国の有形文化財に登録された由緒ある旅館です。



この旅館に、めずらしい蓄音機が残されていました。この蓄音機は、昭和28年頃の蓄音機だそうです。私が生まれたのが昭和29年ですので、その一年前の蓄音機です。ご主人にお願いして聞かしてもらうことができました。レコード盤を1回鳴らすと、レコード針を変えないといけないそうです。今では貴重な蓄音機です。
晩御飯は.伊勢市駅前 割烹寿司「桂 外宮」で松阪牛の牛鍋を賞味しました。お肉がとても柔らかく、とても美味しいお肉でした。


美味しい食事でお腹いっぱいになり、今夜は、ぐっすり眠れそうです。
宿の庭の水吟窟は、明日の朝の楽しみにします。
2月11日 内宮参拝
午前7時 庭の水吟窟を聞いて見て、朝食を頂きました。朝食は、普段と変わらない日本の朝の和食でした。
昔ながらの和風旅館の良さがありました。


午前7時30分 旅館出発 午前8時前 内宮 宇治橋に到着しました。ここでは 伊勢神宮 内宮(正式名:皇大神宮)を前提にしています。


今回 年男としての参拝であり、節目 参拝であるため御神楽を奉納したあと御垣内参拝をします。御垣内参拝とは、正宮の瑞垣(みずがき)の内側、つまり神域の最奥に一歩踏み込んで行う参拝です。誰もが自由に入れる場所ではなく、正式な手続きを経て許された者だけが進みます。
これまで無事に生かされてきたことへの感謝これからの人生を委ねる “願う”より“託す”これが御垣内参拝です。古くから御垣内参拝は人生の節目を“区切る”ための儀礼神前で「ここから先は、こう生きる」と自分自身に誓う行為なのです。
内宮参拝の正式な順序(御神楽・御垣内あり)
① 宇治橋(うじばし)内宮参拝は、ここから始まります。橋の手前で一礼中央を避けて歩く(中央は神様の道)日常から神域へ心を切り替える場所。本日は、小雨模様のため残念ながら宇治橋からの朝日は、拝めませんでした。




②手水・御手洗場(五十鈴川)御手洗場での清めは、内宮ならでは、左手 → 右手 → 口 → 左手。
冬でも“形だけでよい”とされています。自然そのものに身を清めてもらう意味があります。

③御神楽奉納(神楽殿)
予定どおり神楽殿へ向かいます。
神様をお迎えし舞と音で感謝を伝える。心を最も澄ませる儀式です。
御神楽を初めて見て神事なんだと感じました。
動画撮影など禁止のため伊勢神宮ホームページの御神楽の動画を
掲載しておきます。
このあと御垣内へ進む準備が整いました。
④正宮 御垣内参拝【核心】
瑞垣の内側、最奥へ。拝礼:二拝二拍手一拝言葉は不要。
感謝と覚悟を、胸の内で「願う」のではなく「委ねる」参拝。これが御垣内参拝の本質です。
つつがなく、御垣内参拝が終了しました。

⑤荒祭宮(あらまつりのみや)【必ず立ち寄る】
正宮を終えたら、次はここご祭神:天照大御神の荒御魂内宮第一の別宮.。正宮が「静」なら、荒祭宮は「動」。
これからの行動力・決断力に力をいただく場所です。


参拝が無事終了しました。
次に、おかげ横丁を散策することとなりました。
おかげ横丁は、三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮前にあるお蔭参りで賑わった江戸時代末期から明治時代初期の鳥居前町の町並みを再現した観光地です。

まずは、有名な「赤福本店」で赤福を食べてみました。甘くて美味しかったです。
私は、これで満足だったのですが、連れの相方がぜんざいも食べたいとのことで、お付き合いでぜんざいもたべました。




私は、松阪牛のコロッケが熱々で、本当に美味しかったです。

おかげ横丁を散策していると、昔も今もお伊勢参りの人込みは絶えないのかもしれないとふと感じました。


伊勢神宮は、日本の神社の中でも特別な存在です。
内宮には、日本の総氏神ともいわれる天照大御神
外宮には豊受大御神が祀られています。
日本の自然・国土・生活そのものへの感謝を伝える場所と考えられています。
伊勢神宮は「お願い事をする神社」というより、
日々無事に生きられていることへの感謝を伝える場所と言われます。
人生の区切りに「ご報告」に行く場所としても知られています。宇治橋を渡ると、空気が変わる感覚があります。
あの森の静寂は、単なる観光地ではありません。
・欲を静める
・思考を整理する
・原点に立ち返る
伊勢神宮は約2000年の歴史を持ち、20年ごとの式年遷宮によって常に新しく保たれています。
これは、「常若(とこわか)」= 古くても常に新しく再生するという日本の精神そのものです。
今回、6回目の年男としてあるいは7回目の年男として参拝することは、大変意義深い参拝でした。
今後も生ある限り正しい道を歩みたいと思います。
