2026年丙午 はどんな時代になるのか?60年前の1966年は、こんな時代でした。
丙午(ひのえうま)とは何か
● 干支としての意味
**丙午(ひのえうま)**は
- 十干「丙」= 陽の火(太陽・情熱・表に出る力)
- 十二支「午」= 火の気を持つ馬(行動力・拡散・速さ)
👉 火 × 火 = 非常にエネルギーが強い年
● 丙午が象徴する性質
- 勢いが強い
- 変化が表に出やすい
- 良くも悪くも「極端」になりやすい
- 社会の矛盾が噴き出しやすい
つまり丙午は
「隠れていたものが、表に出る年」
と言えます。
60年前の丙午(1966年)はどんな時代だったか

1.日本の政治・経済 ―「高度経済成長の絶頂期」
1966年(昭和41年)の日本は、戦後復興期を完全に抜け、高度経済成長の最盛期にありました。内閣総理大臣は 佐藤栄作。
「国民所得倍増計画」が実を結び、日本の実質経済成長率は年10%前後を維持。家電三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)から、カラーテレビや自動車へと消費が拡大していきます。
一方で、1966年の丙午は「迷信」により出生数が激減した年としても知られます。
これは経済がいくら成長しても、人々の価値観や不安が行動を左右する、という象徴的な出来事でした。
2.スポーツ・文化 ―「世界と日本が一気につながった年」
1966年は、スポーツと大衆文化が国境を越えて共有され始めた年です。
- サッカーでは 1966 FIFAワールドカップ が開催され、開催国イングランドが初優勝
- 音楽では The Beatles が来日し、日本武道館公演を実現
ビートルズ来日は「若者文化」が社会を動かす象徴であり、従来の価値観(年長者・権威中心)から、若者主導の文化への転換点でした。
テレビは家庭に完全に普及し、スポーツも音楽も「お茶の間の共通体験」となったのが、この時代の大きな特徴です。
3.世界情勢 ―「冷戦の緊張と不安定な平和」
世界に目を向けると、1966年は決して平和な時代ではありません。
- アメリカは ベトナム戦争 に本格介入
- 米ソ冷戦が続き、核兵器とイデオロギー対立が世界を覆う
日本は高度成長の中で比較的安定していましたが、その繁栄は「冷戦構造」という大きな枠組みの中で成り立っていたとも言えます。
Ⅰ.60年前の丙午が持っていた「時代の意味」
1966年の丙午を一言で表すなら、
「表面は繁栄、内側には不安を抱えた転換期」
です。
- 経済は右肩上がり
- しかし出生数は激減
- 世界では戦争と分断
- 若者文化が既存秩序を揺さぶる
つまり、成長のピークと価値観の揺らぎが同時に起こった年でした。
Ⅱ.2026年の丙午は、どんな時代になるのか



1.日本社会 ―「成熟と縮小をどう生きるか」
2026年の日本は、1966年とは正反対の位置にあります。
- 人口減少・超高齢社会
- 経済成長率は低位安定
- 物質的にはすでに満たされている
しかし悲観一色ではありません。
AI、ロボット、医療技術の進展により、「年齢に縛られない生き方」が現実になりつつあります。
特に、年男となられる我が世代は、
「戦後→成長→成熟→再定義」
という日本社会のすべてを体験した、極めて希少な世代です。
2.世界情勢 ―「新しい多極化の時代」
2026年前後の世界は、
- 米中対立
- ウクライナ・中東情勢
- エネルギーと食料の再編
といった不安定要素を抱えています。
これは1966年の冷戦構造と似ていますが、決定的に違うのは、
一極支配ではなく、多極化した世界
であることです。
国家だけでなく、企業・技術・個人が影響力を持つ時代となっています。
3.文化・価値観 ―「量より意味の時代」
1966年が「大量生産・大量消費」の入り口なら、
2026年は「意味・物語・つながり」が価値になる時代です。
- 何を持つかより、どう生きるか
- どれだけ稼ぐかより、誰とどう関わるか
この点で、地域・家族・知的交流が重視されてくると思います。
Ⅲ.60年を一巡して見えてくること
丙午は「火」の干支です。
1966年の火は「勢いよく燃え広がる火」。
2026年の火は「周囲を照らし、次に渡す火」。
燃える火から、灯す火へ
これが60年の大きな違いです。
まとめ(結論)
- 1966年の丙午:
成長・若者・不安・世界的緊張が交錯した「始まりの火」 - 2026年の丙午:
成熟・再定義・知恵・次世代への継承が問われる「灯しびの火」
年男となる2026年は、
自分の人生と、日本社会が次の形を語れる立場に立つ年でもあるように感じます。
