「東ティモール独立への道」ジョセ・ラモスホルタ氏 (元大統領)

東ティモール第2代大統領を務め、1996年 東ティモールにおける紛争の正当で平和的な解決の尽力が評価されノーベル平和賞を受賞しました。

1999年 東ティモール独立の是非を問う住民投票が実施された。

実に24年の歳月を必要とした。

東ティモールは、第二次世界大戦に多くの人が命を落とし、終戦後も長くポルトガルの植民地でした。その後、25年間 インドネシアとの独立戦争が続きました。

多くの人が血を流しました。

東ティモールの98%はカトリック、インドネシアはイスラム教徒ですが、独立戦争の間、若者たちには、インドネシアを批判せず、尊敬の念を持つように教えてきました。国際法廷を開かないで、インドネシアとの和解を求めました。このようなことがあり、インドネシアとは良い国交を築けています。

2002年の独立時、政治や経済、医療面など壊滅状態でした。

現在、東ティモールにはさまざまな国の人が暮らしています。国交がうまくいっているからだと思います。みなさんも是非、東ティモールに住んでみてください。

そんな、ラモスホルタ氏の講演でした。

講演後、日本人でもそうなのだけど、相手に対して報復するのに、東ティモールの人は、インドネシアに対して報復せず、現在に至っています。

そんな、相手に対して尊敬の念を持っている人々。

今後の、東ティモールの発展を願いたい。(^-^)

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yaruzou55

2018年1月、地方銀行を63歳にて退職。 後の人生を面白おかしく生きるために、ちょっぴり早いサンデー毎日の生活に突入。 これからの生活で気が付いたこと、感じたことを書き留めるためブログを始めることにしました。(^-^)