第3回 68歳、腎機能低下と血圧上昇
68歳のとき、人間ドックを受診しました。
トライアスロンを続け、運動には自信がありました。
しかし、検査結果で腎機能を示す「eGFR値」が60を下回っていました。
「え?」
というのが正直な気持ちでした。
それまで大きな病気もなく、体を動かしていたからです。
血圧もじわじわ上がっていた

この頃、血圧は
上:140〜150
下:90〜95
で推移していたと思います。
医師からは
「降圧剤を出しましょうか?」
と言われました。
しかし私は拒否しました。
運動もしている。
食事にも気をつけている。
血圧の薬はまだ必要ない。
そう考えていたのです。
“昔の基準”との違い
近所の先輩に相談すると、
「年齢に90を足した数字までは大丈夫」
という昔の基準を教えてくれました。
68歳なら 158 までOK、という考え方です。
それを聞いて少し安心しました。
しかし、その後、血圧の基準は見直されていることを知ります。
現在の血圧目標値

日本高血圧学会のガイドラインでは、
・診察室血圧:130/80mmHg未満
・家庭血圧:125/75mmHg未満
が目標とされています。
140/90mmHg以上は高血圧とされ、注意が必要です。
私は明らかに基準を超えていました。
運動していても安心できない
「運動しているから大丈夫」
そう思っていましたが、
血圧と腎機能は別問題でした。
eGFRが60を下回るということは、
加齢や血圧の影響も考えられると言われました。
このとき初めて、
「血圧を軽く見てはいけない」
と感じました。
このとき、まだ薬は飲まなかった
正直に言うと、この時点ではまだ降圧剤を拒否しました。
できるなら、薬に頼らず改善したい。
塩分を減らし、体重を維持し、
有酸素運動を続ける。
自分で何とかしたいと思っていたのです。
しかし――
この判断が、後に私を慌てさせることになります。
(次回へ続く)
月ごとの血圧記録

私は毎日血圧を測定しています。
7月平均は142/88。
8月は137/87。
9月は130/86まで下がりました。
「これはいける」と思いました。
しかし10月に142/88へ戻り、
11月は145/90まで上昇しました。
12月には136/81、
1月は132/80と改善。
血圧は一直線には下がりません。
上がったり下がったりしながら、少しずつ変化します。
この記録を見て気づいたことがあります。
体重が増えると血圧も上がる傾向がありました。
生活習慣の積み重ねは、正直に数字に出ます。
