白血病を告白し、一番無念であるのは彼女だと思います。
早く病気が治ることを、心から祈っています。
世界の水泳界では、こんな人もいました。
2008年8月21日 北京五輪で採用された新種目オープンウォーター(10kmのスイム)を制したのは当時27歳のマーティン・ファンデル・バイデン(オランダ)だった。
スイマーとしてジュニア時代から注目されていた彼は、19歳の時に白血病と診断されていったん競技を中断。化学療法と骨髄移植を受けて2年後にカムバックを果たす。
『マーティン・ファンデル・バイデン』“オープンウォーター”。プールではなく、海や湖に最大で25キロのコースを設定し、泳ぎきる水泳競技。激しくぶつかり合いながら泳ぎ続ける、水のマラソン。彼はこの競技で偉業を達成した。彼の頭には、コイン大の傷跡が二つ。実はこの傷が、彼の壮絶な人生を物語っている。子供の頃から、水泳が得意だったファンデル・バイデン。しかし、20才の時、突然、病を宣告される。『急性リンパ性白血病』。その日から、生きるための闘い、化学療法が始まった。だが、病魔は脳まで侵し始めていた。手術のため、頭蓋骨に穴を開けなければならない。頭の傷は、その手術の痕跡なのだ。そして、手術は無事成功。バイデンは、白血病との闘いに勝った。しかし、待っていたのは、辛い後遺症。体力は落ちる一方だった。病気には勝った。だが、生きる力を失った。昔の輝いていた自分を思い出すのがイヤで、水に入ることも避けた。そんな絶望の淵にさまようバイデンに、思いもよらない言葉をかけた人がいる。母親だった。母は、少しでも息子の気持ちが戻ればと、優しくこうつぶやいた。「もう一度、水に入ってみたら」。愛する母の言葉に、バイデンは、半信半疑でプールに向かった。病気になってから、初めての水との触れ合い。すると、ツラい後遺症がまるでウソのように、リラックスできた。水の中こそ、自分の居る場所。そう感じたバイデンは、レースに戻るため、過酷なリハビリを行った。そして3年後―バイデンはオープンウォーターの選手として現役に復帰。ついに、オリンピックのオランダ代表に選ばれる!8月、北京オリンピック開幕。病気発症から7年。スタート前の、張りつめた空気の中、バイデンは一人、カメラに向かって親指を立てる。その身体には、やる気がみなぎっていた。激戦の末、彼は初代金メダリストに輝いた!母の言葉で心の壁を乗り越えたバイデン。病を克服した男は、歴史にその名を刻んだ。
どのスポーツ選手も、才能が高かった分、病気が治ってもその能力が一気に落ちた時ショックだったろう。でもその絶望の淵から、救ってくれる人がいた。家族、仲間、恋人・・・そして過酷なリハビリ、トレーニングの末、奇跡を起こしたo(^▽^)o
彼が味わった絶望に比べれば、自分の悩みや苦労なんて、些細なものだったと思った。誰かがどこかでその姿を見て、応援してくれてるのだから・・・
(youさんのブログから抜粋させていただきました。)
私もyouさんのブログを拝見して、自分の悩みなんて些細なものだと思いました。生きるって何なのだろう。いつも死と隣り合わせだけど、生きてる限り精一杯、一生懸命生きたいと思います。
池江璃花子さん、今は、自分の病気と向かいあい少しでも病気が良くなることを祈っています。
池江璃花子を応援する会
2018年 アジア競技大会 六冠 MVP
yaruzou55
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