最終回 70歳の現在地
― 老化と向き合うということ ―
71歳になりました。
50代は痛風と向き合い、
60代は前立腺検査に動揺し、
68歳で腎機能低下を知り、
70歳でCOPD疑いと向き合いました。
若いころ想像していた70歳とは、少し違います。
もっと衰えているか、
あるいは何も考えずに暮らしているか。
しかし現実は、
「考えながら生きる70歳」
になりました。
老化は静かに進む
老化は突然ではありません。
ある日いきなり崩れるのではなく、
数字として、じわじわ現れます。
尿酸値。
eGFR。
血圧。
呼吸機能。
体は毎日動いているのに、
臓器は静かに変化していく。
それを認めることが、
70歳の最初の課題でした。
否定せず、受け入れる
私は最初、抵抗しました。
薬に頼りたくない。
まだ大丈夫だ。
しかし今は思います。
老化は敵ではない。
無視することが敵なのだと。
受け入れることで、
対処ができる。
対処できれば、
生活は続く。
挑戦の意味が変わった
若い頃の挑戦は、記録を伸ばすことでした。
速くなる。
強くなる。
しかし70代の挑戦は違います。
悪くしないこと。
守ること。
続けること。
それでも、私はトライアスロンをやめていません。
なぜなら、
「動き続けること」が
私の生き方だからです。
数字とともに生きる
私は血圧を測り続けます。
薬をどうするか考え続けます。
生活を微調整し続けます。
完璧ではありません。
しかし、目を背けない。
それだけは決めています。
70歳の現在地

今の私は、
・完全な健康ではない
・大病でもない
・調整しながら動ける状態
それが現在地です。
70歳は終点ではありません。
ここから先も続きます。
老化と向き合いながら、
挑戦をやめずに歩いていく。
これが、70歳のリアルです。
そして私は、
これからも記録します。
数字も、感情も。
隠さずに。
それが、私の次の挑戦です。
