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2022年1月 新型コロナウイルスを通じて思うこと。

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2022年1月26日、デンマーク政府は2月からすべての国内規制を撤廃すると発表しました。

オランダやオーストリアも制限措置の緩和を決めました。

AFP通信によると、デンマークのホイニケ保健相は「2月から新型コロナウイルスが社会にとって危険な病気と分類しないようにしたい」と議員に宛てた書簡でこう記したと言う。

オランダは、感染者は多いものの変異型「オミクロン型」に感染しても、入院などには結び付きにくいとの判断をした。

オーストリアは、2月から18歳以上に接種を義務づける。違反者には罰金が科される。ただ、必要不可欠の理由以外での外出を禁止していたが、医療機関が圧迫される恐れが遠のいたため移動制限は不要と判断された。

我国は、感染者が7万人を超え感染が急拡大。政府も34都道府県に「まん延防止等重点措置」を適用した。しかし「まん延防止等重点措置」に基づく要請措置は、どこの都道府県もほぼ同じである。3密の回避、マスク着用、手洗い、こまめな換気等の徹底。不要不急の都道府県間の移動を極力控えて下さい。この2年間同じことの要請措置ばかりである。

コロナの専門家会議の学者さんも新型コロナウイルスの見解を自信がないのか、なかなか発表しない。

なぜなんだろう。不思議だ。

2020年9月24日 厚生労働省 資料による

新型コロナウイルス感染症の感染症法の運用の見直しについて。感染症法の対象となる感染症の分類と考え方の表を載せましたのでご覧ください。

     分類

規定されている感染症 分類の考え方
   一類感染症 エボラ出血熱、ペスト、ラッサ熱等 感染力及び罹患した場合の重篤性からみた危険性が極めて高い感染症
   二類感染症 結核、SARS、MERS、鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)等 感染力及び罹患した場合の重篤性からみた危険性が高い感染症
   三類感染症 コレラ、細菌性赤痢、腸チフス等  特定の職業への就業によって感染症の集団発生を起こし得る感染症
   四類感染症 狂犬病、マラリア、デング熱等 動物、飲食物等の物件を介してヒトに感染する感染症
   五類感染症 インフルエンザ性器クラミジア感染症等 国が感染症発生動向調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を国民一般や医療関係者に提供・公開していくことによって、発生・まん延を防止すべき感染症
新型インフルエンザ等感染症 新型インフルエンザ、再興型インフルエンザ インフルエンザのうち新たに人から人に伝染する能力を有することとなったもの。
かつて世界的規模で流行したインフルエンザであってその後流行することなく長期間が経過しているもの
指定感染症 政令で新型コロナウイルス感染症を指定 現在感染症に位置付けられていない感染症について、1~3類、新型インフルエンザ等感染症と同等の危険性があり、措置を講ずる必要があるもの
新感染症   人から人に伝染する未知の感染症であって、罹患した場合の症状が重篤であり、かつ、まん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるもの

素人の私が言うのもおこがましいですが、感染の危険性あるいは諸外国の動きの中から新型コロナウイルスを指定感染症からはずす時が来てるように感じます。

二種感染症に結核があります。症状も新型コロナウイルスと似ています。昭和20年代までは「不治の病」とも呼ばれていました。現在は、BCGのワクチンの普及や治療の道が開け、結核による死亡者、死亡率は激減しました。でも、近年でも毎年約18,000人が新たに結核を発症し、約1,900人が結核で亡くなっています。

公益財団法人 結核予防会は、新型コロナ下で人的・物的医療資源が新型コロナウイルス感染症対策に転用され結核対策への影響が出ていると懸念しています。結核患者の見逃しは、重症化だけでなく集団感染につながりかねないと指摘しています。外国生まれの患者が増加していると言う。保健所がコロナ対応に追われ、結核にまで手が回っていないものと思われます。それにともない結核で亡くなる人はむしろ増える恐れがあると言う。

1918年から1920年までの約2年間、新型ウイルスによるパンデミックが起こりました。「スペイン風邪」です。当時日本の総人口約5,600万人のうち45万人が死亡しました。

1919年に愛媛県が県として「予防心得」を出しています。人ごみに出ない、マスクを着用する、うがいの励行、身体弱者はとりわけ注意することなど、おおむね内務省の「流行性感冒予防心得」を踏襲した内容でした。現在も、100年前のパンデミックと方針はあまり変わらないようです。

1920年が過ぎると「スペイン風邪」は、自然に鎮静化していきました。それは、国や自治体の方針が有効だったからではなく、スペイン風邪を引き起こしたウイルスが拡大する限界を迎えたから終息に至っただけでした。スペイン風邪にかかり、生き残った人々に免疫抗体が出来上がったから終結となった。

今回の新型コロナウイルス、オミクロン株の台頭により感染拡大中。

私としては、早期にワクチン接種による免疫抗体を作ることが一番大切だと思うのだが・・・

この状態で行くと、皆が打ち終わった頃にはピークアウトしているのが目に見えます。接種している人が次々感染しているし、3回目接種を急げと言われても国や地方自治体が、もたもたしている。医療機関にも負担がかかるだけ。

新型コロナウイルスが発生した2年前と国や地方自治体の対策がほとんど変わらない事に唖然としています。皆さんは、どう思いますか?

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yaruzou55

2018年1月、地方銀行を63歳にて退職。 後の人生を面白おかしく生きるために、ちょっぴり早いサンデー毎日の生活に突入。 これからの生活で気が付いたこと、感じたことを書き留めるためブログを始めることにしました。(^-^)
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